Trados-差分翻訳

翻訳済みXMLファイルの取り込み後、ソース言語のスペースでページの追加や変更があった場合、該当のページのみXMLファイルへ出力できます。

「差分翻訳」機能では、ソース言語のページとターゲット言語のページを比較して差分が検出されます。

差分が検出された場合、該当のソース言語のページがターゲット言語のページにコピーされます。

差分翻訳
  1. 差分翻訳をしたいドキュメントの操作メニューにて[翻訳管理]を選択し、[言語一覧]タブを表示します。


  2. 言語一覧から、差分翻訳を行いたいターゲットをラジオボタンで選択します。
    ターゲット言語側の[...]ボタンをクリックし、「差分翻訳」をクリックします。


  3. ページを選択するダイアログに、ソース言語のスペースで追加または変更されたページが表示されるので、差分翻訳を行うページを選択します。
    (初期表示では、すべてのページが選択された状態で表示されます)
    必要に応じて[翻訳言語ページを上書きしない]及び[XMLを1つのファイルで出力する]チェックボックスを選択してから、[翻訳]ボタンをクリックします。


  4. 処理開始・完了時にメッセージが表示され、選択したページコンテンツのXMLファイルがzip形式に圧縮されて出力されます。


  • 「ファイル出力」を実行すると、該当のターゲット言語のステータス及び選択したページのステータスが「翻訳中」に変更されます。
  • 出力されたzipファイルを解凍して、フォルダ内のXMLファイルを翻訳支援ツールで翻訳してください。▶Trados-翻訳実施
    翻訳作業が完了したら、翻訳済みのXMLファイルを取り込んでください。▶Trados-翻訳同期