バージョン管理についての注意事項

本項ではバージョンアップ時の仕様について説明します。

WikiWorksでは利用する翻訳メモリツールによってバージョンアップ時の仕様が異なります。


Tradosを利用する場合

ドキュメント間リンクのリンク先はバージョンアップ時に更新されません

Tradosをご利用の場合は、バージョンアップ後のドキュメントに対し、ページIDが新たに付与されます。

したがって、リンク先のドキュメントがバージョンアップされたとしても、設定済みリンクのリンク先は旧バージョンのページとなります。

これは再利用機能で部品ページを参照している場合も同様です。

※同一ドキュメント内のへリンクはバージョンアップしても維持されます。

Tradosご利用の場合のバージョン管理に関する制限事項
  • ドキュメント間のリンク設定は最終バージョンで行ってください。
  • 共通部品として使用しているドキュメントはバージョンアップしないでください。


Phrase(旧Memsource)を利用する場合
ドキュメント間リンクのリンク先ページはバージョンアップ時に更新されます

Phraseをご利用の場合は、ドキュメントのバージョンアップ時、旧バージョンに対してページIDが新たに付与されます。

バージョンアップをしても、最新バージョンのページIDは1.00版から変更されません。

したがって、リンク先のドキュメントがバージョンアップされた場合、設定済みリンクのリンク先は最新バージョンのページとなります。

これは再利用機能で部品ページを参照している場合も同様です。

  1. ドキュメントA(ver1.0)からドキュメントB(ver1.0)のページ(id=123)を参照した。
  2. ドキュメントBをバージョンアップした。
    旧バージョン(ver1.0)のページには新たにid=456が付与される。
    ドキュメントA(ver1.0)は自動的に新バージョン(ver2.0)のページ(id=123)を参照する。
  3. ドキュメントAをバージョンアップした。
    新バージョン(ver2.0)ではドキュメントBver2.0のページ(id=123)を参照する。
Phraseご利用の場合のバージョン管理に関する制限事項
  • リンク先ドキュメントのバージョンアップ後、「最新バージョンと旧バージョンで、リンク先ページを分けたい」という場合には手作業で修正してください。