パラグラフ単位の書き分け(コンディショナルマクロ)

「コンディショナル」機能では、スペースに設定したカテゴリに従ってページ内のコンテンツ表示を切り替えることができます。

コンディショナル機能を使用するには、スペースカテゴリと対応するキーワードを設定した「Kod conditional」マクロを挿入します。


「Kod conditional」マクロを挿入するには

正しくエクスポートされない場合があるため、コンディショナルマクロを入れ子で利用することはできません。

  1. ページを編集画面に切り替えます。

  2. コンテンツを作成する箇所にカーソルを配置します。
  3. 編集ツールバーの[]をクリックします。

  4. [コンディショナル]をクリックします。


  5. 「'Kod conditional'マクロの挿入」ダイアログが表示されます。[condition]フィールドに任意のキーワードを入力して[挿入]をクリックします。

    キーワードには小文字のアルファベットを使用して下さい。大文字は使用できません。

    これは、キーワードと対応させるスペースカテゴリ(後述)に大文字のアルファベットを使用できないためです。大文字でキーワードおよびラベルを設定しても正しく表示されません。

  6. コンディショナルマクロが挿入されます。


  7. 手順5とは異なるキーワードで再度「Kod conditional」マクロを挿入し、書き分ける内容を入力します。
    ここでは例として、下記のとおり設定します。


    キーワードテキスト
    A社向けコンテンツ
    a社
    電気使用:100~115V、1A アース付き3端子でご利用ください。
    B社向けコンテンツ
    b社
    電気使用:220V、1A 3相200V仕様の電源からご利用ください。


  8. ページを保存します。この時点ではコンディショナルマクロで挿入したコンテンツはプレビュー表示されていません。
    挿入したコンディショナルマクロを表示するために「スペースカテゴリ」を設定する必要があります。


  • 箇条書き内で「Kod conditional」マクロのみを使用することはできません。


  • 箇条書きの一部に「Kod conditional」マクロを使用することはできません。


  • 箇条書き内でコンディショナルマクロを使用する場合は、次のどちらかの方法で作成してください。
    1. 本文と「Kod conditional」マクロの組み合わせとする。


    2. 箇条書き全体を「Kod conditional」マクロに入れる(「手順1だけ出力しない」などの場合はこちらで作成してください)。


スペースカテゴリを設定するには

スペースにラベルが設定されていない場合、「Kod conditional」マクロ内のテキストは表示されません。

  1. ]メニュー内の[スペースの管理]をクリックします。

  2. [スペース詳細を編集する]画面が表示されます。左メニューの[スペース カテゴリ]をクリックします。


  3. [カテゴリ]画面が表示されます。ラベルを入力・追加します。追加するラベルは「(Kod conditionalマクロのキーワード)-space」です。
    この操作により、コンディショナルマクロを挿入したページでコンディショナルマクロの内容が表示されます。


    キーワードテキストラベル
    A社向けコンテンツ
    a社
    電気使用:100~115V、1A アース付き3端子でご利用ください。
    a社-space
    B社向けコンテンツ
    b社
    電気使用:220V、1A 3相200V仕様の電源からご利用ください。
    b社-space
    • カンマ区切りで入力すると、1度に複数のラベルを追加することができます。
    • [利用可能なスペースカテゴリ]に表示されるスペースカテゴリをクリックし追加することも可能です。

    下記の文字はスペースカテゴリに使用できません。

    • ! # & ( ) * , . : ; < > ? @ [ ]  { } ^ +
      • 「 { } 」以外の禁止文字の使用時は警告が表示され、カテゴリラベルは登録されません。
      • 「 { } 」はWikiWorksの他機能との整合性を鑑み、使用を制限いたします。
      • 「+」の使用時は警告は出ませんが、Confluence不具合がある(後述)ため、使用不可といたします。
    • 半角スペース
      • 半角スペースを含んだ状態でカテゴリラベルを追加すると、スペースの前後の語がラベルとなります。
    • 全角スペース
      • 全角スペースを含んだ状態でカテゴリラベルを追加すると警告が表示されます。
    • 英大文字
      • 全角・半角いずれも小文字に変換されます。

    ※「+」はスペースカテゴリで入力できますが、「利用可能なスペースカテゴリ」をクリックして追加すると、Confluenceの仕様により「+」前後でスペースカテゴリが分割されます。

    したがってスペースカテゴリでの「+」の使用は不可といたします。


  4. スペースカテゴリ設定後ページを再度確認すると、コンディショナルマクロの内容が表示されます。


  • コンディショナル機能で表示を切り替えられるコンテンツは段落単位です。段落中の一部の文字列や、表の特定の行を切り替えて表示することはできません。
  • 「Kod conditional」マクロを含むページを他のスペースのページにインクルードした場合、「Kod conditional」マクロを含むスペースのラベル設定に基づいて表示されます。


「Kod conditional」マクロの出力
  1. [エクスポート]画面の[コンディショナル]欄にて、出力するコンディショナルマクロにチェックをつけてエクスポートを行います。

    • 「コンディショナル」のチェックがONの場合、該当マクロのコンテンツが出力されます。
    • 「コンディショナル」のチェックがOFFの場合、該当マクロのコンテンツは出力されません。
  2. Wordでは、下記のようにエクスポートされます。

    チェックなし

    「a社-space」にチェック

    「b社-space」にチェック

    「a社-space」「b社-space」にチェック