Word文書のインポートルール
Word文書をWikiWorksにインポートする際の、Wordでの前処理について説明します。
1.表紙、前書き、目次、本文、奥付にはセクション区切りを挿入してください
Wordインポートプログラムは、ページ分割の処理を以下のルールで行います。
- Word文書中の「目次」通りにページを分割する
- 見出しのないページ(目次に表示がないページ)は、セクション区切りで判断しページ分割を行う
表紙、前書き、目次、本文、奥付のページ終わりには、セクション区切りを挿入します。
2.前書きの書式と要素
前書きは以下の要素、書式を前提としてインポートされます。
- テーブル内に配置されている必要があります。
- インポート時に赤字四角のエリアの[番号][.] [タイトル]の単位でWikiWorksの(Preface Before TOC)配下の子ページに分割します。
- [番号][.] [タイトル]の上に改行が必要です。
3.目次の設定
目次は以下の設定を行ってください。
- Wordインポート時には目次を元にインポート処理が行われるため、インポートしたい構成の通りに目次が作成されていることが前提です。
Wordインポートは最大6階層まで分割されます。
目次で指定したレベル以外は、スタイルのアウトラインレベルで分割されます。
例えば、目次で目次レベル1~2まで指定した場合、3~6階層目はスタイルのアウトラインレベル3~6を利用します。
「表題」「副題」などは不要なのでオフにしておく必要があります。
![]() | 「表題」「副題」は不要なのでオプションから必要なスタイルのみにしてください。それ以外はオフにします。
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4.本文内の図の書式定義
本文内のイメージは以下の設定を行ってください。
- レイアウトオプション
レイアウトオプションで、赤枠で選択した「文字列の折り返し」に設定する必要があります。
設定しない場合は行内(インライン)となります。 - グループ化
複数オブジェクトをWikiWorks内で1つのDrawioにする場合はグループ化しておく必要があります。
以下は例となります。
以下のグラフでは左と下のテキスト、およびグラフ内のテキストも1つのDrawioにすべきですので、グループ化しておく必要があります。