Draw.ioに関する制限事項

WikiWorks上でのDraw.io利用においての制限事項について説明します。

次の文字のDraw.ioデータの保存名、Draw.io内で利用する画像のファイル名への利用を制限します

翻訳展開時などにエラーが発生する可能性があるため、Draw.ioデータの保存名での次の文字の使用を制限します。

  • . (ピリオド)
  • ドキュメントへアップロード済みのPNG画像と同一ファイル名

  • 次の半角記号 ! * ( ) ; : @ & = + $ , ¥ / ? # [ ] { } < > | ^
    • ただし、ファイル名には次の記号が使用できる。 ( )
  • 矢印記号(→↓↑←⇔⇨⇦⇄⇆ および左記に類する矢印記号)
  • タブ記号
  • 連続する半角スペース
  • ‘ ”  シングルクォーテーション・ダブルクォーテーションは全角・半角問わず不可
  • 全角大文字のアルファベット


Draw.ioデータを含むページのコピーページツリー
  • Draw.ioデータで参照配置されている画像は、コピー先スペースに新規作成・配置されません。元のスペースの画像の参照状態が保持されます。
    • そのため、コピー元のドキュメントの画像の更新が反映されます。


機能についての制限事項
一般向けDraw.ioからWikiWorks上のDraw.ioへのコピー&ペーストを制限します
  • プラットフォームおよびバージョンの違いによる機能差があるため、一般向けDraw.ioからのコピー&ペーストによる入力はWikiWorksでは保証対象外といたします。


同時編集には対応しておりません
  • 複数ユーザーによるDraw.ioデータの同時編集には対応しておりません。


ほか、WikiWorks上のDraw.ioでは下記機能には対応しておりません
  • 背景色「透明」での出力
  • ページ機能
  • コメント機能

  • ワード検索機能
  • タグ機能
  • [Link to Diagram]による既存のDrawデータの参照
  • ほか、ガイダンスに制限記載のあるメニューバー機能


テキストについての注意事項
数式組版には対応しておりません
  • WikiWorks上のDraw.ioでは、LaTexおよびAsciiMathの記述に対応していません。
    • また、LaTexアドオンも使用できません。


記号文字入力時の注意事項
  • 文字列はすべて言語別に設定されたフォントに変換されます。標準は「Arial」です。

  • 設定フォントにない記号文字は表示されません。アルファベットではない記号を含む場合はご注意ください。

    注意が必要な記号文字として、以下が挙げられます。

    • ①❶などの丸数字記号
    • °、℃、℉
    • ©︎、™️
    • ▶️◀︎などのボタンを表す記号
    • Wingdingsなど記号フォントで表示される記号
リンクの設定を制限します
  • 翻訳・エクスポート処理において未対応のため、オブジェクト、テキストへのリンク設定は保証対象外とします。


書式設定を制限します
  • 翻訳・エクスポート処理において未対応のため、「フォントサイズの変更」「左右寄せの変更」「上下揃えの変更」以外のテキストへの書式設定は保証対象外とします。


オブジェクトについての制限事項
翻訳・エクスポート動作確認済みのオブジェクト
  • WikiWorks上でのDraw.io利用において、翻訳、エクスポート動作確認済のオブジェクトは[Rectangle][Rounded Rectangle][Text]です。
  • こちら以外のオブジェクトについては、作成は可能ですが、翻訳・エクスポート動作保証の対象外とします。


ダブルクリックによるテキスト作成を制限します
  • テキストは[Text]オブジェクトのほか、キャンバスをダブルクリックすることでも作成可能ですが、翻訳展開時文字数が増加した場合にレイアウト不備が発生する恐れがあるため、翻訳・エクスポート動作保証の対象外といたします。


コンテナ図形(図形の親子化)を制限します
  • オブジェクトのプロパティ操作により図形の親子化を行うことが可能ですが、翻訳・エクスポート動作保証の対象外とします。


ツールチップはの利用を制限します
  • 翻訳・エクスポート処理において未対応のため、オブジェクトへのツールチップ付与は保証対象外とします。


画像についての制限事項
  • 当該スペース外の画像の参照を制限事項とします。翻訳展開の予定があるドキュメントで画像の参照配置を行う場合は、当該スペース内の画像を指定してください。
    • 異なるスペースを参照して参照配置された画像の多言語展開は保証対象外です。
  • Draw.io内での画像のトリミングはできません。
  • 透明な部分は白色で出力されるため、透過画像として利用することはできません。


Draw.ioデータ複製についての制限事項
  • Draw.ioデータはWikiWorks上での右クリックコピー・貼り付けによって複製することはできません。
    • 編集画面で表示されていても、ページ保存後の閲覧画面では下記のとおりエラーとして表示されます。 
  • 既存のDraw.ioデータを流用して図を作成する場合には、[Copy]にて行ってください。
    • 既存のDraw.ioデータを参照する[Link to Diagram]機能の利用は動作保証の対象外といたします。
  • [実体化して挿入]や、[参照部品の実体化]での実体化には現在対応しておりません。参照部品としてのみご利用ください。
  • Draw.ioデータで画像が参照添付されている場合、複製時に画像の参照先は変更されません。画像の差し替え時にご注意ください。


WikiWorks環境の移行などを行った場合、旧Draw.ioデータが利用できなくなることがあります
  • WikiWorksで使用しているDraw.ioアドオンの更新により、Draw.io作成時にPNGに加えSVGも生成されるようになったため、旧データが使用できなくなる場合があります。
  • 旧データが利用できない場合、再度作成いただく必要があります。
  • 本件に該当するのは、次の2点のどちらにも当てはまる場合です。
    1. 旧環境でDraw.ioデータを作成するとPNGのみが生成される
    2. 新環境でDraw.ioデータを作成するとPNGとSVGが生成される